ビジネスチャンスをつくるためにまずやるべきことは「選ばれる商品・サービスづくり」。では、選ばれる商品・サービスづくりって一体どうやればいいのでしょうか?
前回のスマートなWEBを考えるでは、ビジネスチャンスをつくるためには、「選ばれる商品・サービスづくりが必要だ」ということをご紹介させていただきました。
今回は、「選ばれる商品・サービスの作り方」をご紹介いたします。
選ばれる商品・サービスと良い商品・サービスは違う
良い商品・サービス作りだけでは売れない。
ただ商品やサービスを提供するだけではいけない。
だからこそより良い商品、より良いサービスを提供しなければならない。
モノやサービスが溢れる現代においてそういった視点は非常に重要です。
しかしながら、良い商品・サービスづくりをしていれば必ず売り上げにつながるか?というと残念ながらそうではありません。
誤解が無いように言いますが、これは、悪い商品・サービスでも売り上げがあがるということではありません。
私たちが言いたい事は、「良い商品・サービスづくり」をするだけでは「足りない」ということです。
どんなに良い商品やサービスでも、結局お客様に選ばれなければ意味がありません。
その商品が売れなければ、そのサービスが利用されなければ、その良さお客様が実感することは無いのですから。
良い商品・サービスをつくるだけではなく、選ばれる商品・サービスづくりが必要なのです。
選ばれる商品・サービスとは?
すべての商品・サービスは選ばれる可能性を秘めている。
しかしながら、その可能性を高める努力や工夫がされていない。
では、選ばれる商品・サービスとは一体なんでしょうか?
- 価格が安いもの?
- 見た目がきれいなもの?
- ブランド力があるもの?
- 高品質なもの?
- 環境に配慮されたもの?
様々な意見があると思いますが、価値観が多様化した現代では、すべてが選ばれる商品・サービスの要素であるといえます。
最終的にあなたの商品やサービスを選ぶのはその様々な価値観をもったお客様です。
そのため、選ばれる商品・サービスとは、その各々の価値観に見合ったモノであるといえます。
言い換えれば、全ての商品・サービスが選ばれる商品・サービスであるといえるでしょう。
しかし、何もしなくても選ばれる商品・サービスになるわけではありません。
また、前述したとおり、良い商品・サービスをつくるだけでも足りないのです。
選ばれる商品・サービスになるためには、選んでもらうための工夫・仕掛けが必要なのです。
それが「選ばれる商品・サービスづくり」と言えます。
選ばれる商品・サービスの作り方
必要なのは「考えつづける」こと
では、一体どのようにして選ばれる商品・サービスづくりをすればいいのか?
価値観が多様化し、モノやサービスが溢れる現代において「誰からも選ばれる商品やサービス」は存在しません。
だからこそ、
- 誰に選ばれるのか?
- 誰に選ばれたいのか?
をハッキリと明確にすることが、「選ばれる商品・サービスづくり」において、まずやるべき非常に重要なポイントです。
そして次に大切なのが、
その対象に対してどのようにアピールすれば、選んでもらえるか?
という点をつきつめて考えるということです。
- 安い商品・サービスを探している人に、いかに安さをアピールするのか?
- 見た目を重視する人に、いかにそのデザイン性をアピールするのか?
- ブランド志向が高い人に、ブランドイメージを伝えるためにはどのようにアピールすればよいのか?
- 品質志向な人に、高品質な点をアピールするためにはどのようなアピールが適切か?
- 環境志向が高い人に対して、どのようなアピールをすればよいか?
対象によって、商品・サービスのアピールポイントは変わってきます。
- 誰に対して、何をアピールするのか?
- あなたの自慢の商品・サービスを選んでもらうために、どんな人に、どんなアピールをすると選んでもらえるのか?
それを考えることこそが「選ばれる商品・サービスづくり」なのです。
でももし、その考えを実行しても、思うような結果が出なかったらどうするのか?
大丈夫です。そのときは、「なぜ選ばれなかったのか?」をまたじっくり考えばいいのですから。
このように「選ばれる商品・サービスづくり」をすることで必ずビジネスチャンスが生まれるのです。